商品名 赤渦龍紋-花瓶
作家名 加藤雲泉

流麗なフォルムの花瓶に荘厳な龍と取り巻く渦が描かれた花瓶です。
 磁器の成形は陶器と比べ繊細で気を使います。轆轤で成形する際の歪みがあれば焼成に問題が生じ、鉄粉などの汚れを一つ見逃せません。その中でこの作品は大振りながら均一な曲線で熟練した轆轤技術を伺わせます。
 染付で描かれた対の龍は鱗や髭の一つ一つを濃淡で表現する繊細な絵付けです。その龍を取り巻く渦や雲は代々受け継がれる岩絵具による伝統的な色味で表現されています。
 染付と色絵付はそれぞれ下絵・上絵と呼ばれ、別の工程での作業になるため、描き始めから計算して絵付けしなければなりません。成形から下絵・上絵を一手にこなす雲泉だからこそ、全てが調和した作品を生み出すことができます。


加藤雲泉
KATO UNSEN