14 商品名 天空-抹茶碗 作家名 木村盛康 陶芸家の家系に生まれた木村盛康氏は世界的にも有名な天目釉の名工です。 多くの天目作家が国宝の「曜変天目」を目指す一方、他の天目作家とはまた違った盛康氏独自の天目を追求し続けています。その為、木村盛康氏が造る天目作品は「盛康天目」と親しまれています。 木村盛康氏の探求心、日々の研鑽、一途な作陶姿勢が、「盛康天目」と言われる独創性のある深く神秘的な結晶をもたらしたといえます。 数々の盛康天目が表現してきた千変万化の姿は日本のみならず世界的な評価を得て、現在に至ります。とりわけ「天空」は「盛康天目」を象徴する作品といえます。深い黒釉の上に流れる白の釉薬が特徴的な作品です。 天空の白の釉薬は、大空に流れる雲、あるいは銀河に瞬く星々を連想させます。結晶の出方と同じく、流れる白の釉薬もまた自然に焼き上がる模様で、同じ模様は二つとして存在しません。 木村盛康KIMURA MORIYASU